はじめまして。新入社員のヒガです。

新年度を前に、皆さんはどうお過ごしですか?・・・・とは言っても皆さんコロナ渦で外出を控えるためどこにも行けなかった方がほとんどじゃないでしょうか。

そんな中でもどうしても行かなきゃいけない所もあった方もいると思います。例えばそれぞれの職場や、病院、移動のための駅や空港、買い物でのスーパーやデパートなどです。いろんな方が仕方なく集まってしまうような場所ばかり・・・コロナ感染の不安を抱えながら出向いたかたも大勢いたんではないでしょうか。

しかしそんな場所で皆さんの不安を少しでも解消してくれる最近注目されているサーマルカメラをご存じですか?

そんなコロナ対策として使用されている体温を計測する装置サーマルカメラについて紹介したいと思います。

サーマルカメラとは

このような機械を皆さん一度は見たことがあるとお思います。 または「実際に使った!!」ってかたも結構いるんではないでしょうか。今やいろんな施設やお店の入り口に設置している光景を目にします。

この画面の前に立つと、現在のあなたの体温を瞬時に教えてくれます。

形は様々あり、このような↑のような形のカメラだけではなく、カメラと画面は別々で複数の人を測定できるカメラや、手にもって顔に直接近づけることで測定できるハンドタイプのものもあります。メーカーや機種により形は様々です。

ということでサーメルカメラは映った人の体温を測定する事ができるのです。 

「そんなの知ってるよ!!」という声が聞こえてきそうですが、実際どういう仕組みになっているかわかりますか??

サーマルカメラの仕組み

人は目に見えない赤外線をという光を発しています。温度が高ければ赤外線は強くなり温度が低ければ赤外線は弱くなります。 サーマルカメラは人の発する赤外線を検知し、その強弱を色で表します。

こんな画面をテレビとかで見たことあるではないでしょうか。この色の強弱を数値化した温度を体温として皆さんに教えてくれてるんです!!

コロナ渦で今注目のサーマルカメラですが、実はメリットデメリットがあります。

サーマルカメラのメリット

・非接触で体温を測定する事ができる!!

この機能はサーマルカメラでしかできない機能です。通常肌に触れる体温計で計測した場合、計測する人と計測される人が接近及び接触しなきゃならないのですがサーモカメラはカメラ越しでの測定なので接触・接近の必要がありません。コロナ感染などの感染の恐れがある場合をを考えると最適です。

・体温に異常があった場合はサイレンで教えてくれる!!

設定された温度以上の人を検知したらサイレンなどで知らせてくれます。その場で対応することができるのでとても便利です。

・顔認証とともにマスク着用の指示もサイレンで知らせてくれる!! (※メーカー及び機種によりその機能がないものもある)

顔認証機能搭載の機種であれば特定の人物の顔を登録し、その登録された人物以外の方をサイレンで知らせてくれたり、マスクの着用の有無を教えてくれる機能があるサーマルカメラも存在します。

・人的コストを最小限にすることができる!!

行列イメージの写真

これは据え置き型のサーマルカメラに限りますが、入場者の多い施設やイベントなどで長蛇の列になってしまう事もあります、体温を測定するスタッフ、その列を誘導するスタッフなどを様々な人的要素が必要となる部分をサーマルカメラならそれらの人為的なリソースをカットすることができます。

サーマルカメラのデメリット

・価格が高い!

サーマルカメラは高いもので100万円~と非常に高価なものとなってます。コロナ渦ということもあり需要が増え比較的安価なサーマルカメラも販売されてきています。ですが、それぞれの機能に差がある為、その機種の機能をよく理解したうえで購入を検討しましょう。

・体温測定において少しの誤差が出てしまう場合も!?

これに関してはサーマルカメラの唯一の弱点になってしまうのですが、赤外線を利用しての測定になる為、どうしても測定場所での環境状態によって影響を受けやすく、計測結果の数値にはどうしても少しの誤差が生じる場合があります。なので計測の際は温度変化の少ない場所に設置しましょう。

まとめ

このようにサーマルカメラには、設置場所の環境、利用方法、コストの面でカメラ選びが重要となります。色々な部分で考えなくてはなりませんが、今コロナ渦の中でどこへ出向くのも不安な方がたくさんいらっしゃいます。そんな方たちを気持ちよく迎える一つの手段としてサーマルカメラの導入を検討してみるのはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!