本部 八重岳
思っていませんか 沖縄は季節感がないって……
確かに本土は、春は桜が咲き 夏は暑く 秋は紅葉 冬は雪が降るetc.
四季がはっきりしています。
ですが沖縄でも季節の移ろいを感じる事ができます。ささやかではありますが、秋の景色を見たくて、本部・八重岳に行って来ました。
春の桜が咲く時期の、人の賑わいはなく、ひっそりとしています。
「ジーワ ジーワ」「ケーン ケーン」と蝉の鳴き声がこだまします。(五月蠅い)と書いてうるさいと読みますが、まさにその通りうるさい程です。
管理棟を超え山の中腹あたりから、10月後半から咲き始めるふようの薄いピンクの花。木の幹にいっぱい花を咲かせています。地味で香りも無い花ですが、風にゆれると何とも言えない風情があります。
ススキもビロードのような穂をつけています。
そして雑草ではありますが、セイタカアワダチソウの黄色い花が、あたり一面咲いています。外来種で繫殖力が強く、あっという間に広がってしまうので、嫌われ者になっています。群生のセイタカアワダチソウ見応えがありました。
山の恵みの収穫
見るだけでなくもう一つ楽しみ。それは刈り取って自宅に持って帰ることです。
セイタカアワダチソウの黄色い花
ススキの穂
さんにん(月桃)の赤く色づいた実
ほら自宅にいながらやんばるの秋の風情を愛でる事が出来ます。