*防犯設備士(セキュリティ営業)の現場見聞録 第2回

弊社は防犯カメラシステム販売を30年程前から生業としております。
当初、プライバシー侵害に当たるのでは等のご意見が多くありました。しかし最近では、適切な個人情報と映像の管理により、防犯カメラが犯罪の解決や事故の防止に効果的であることが広く認識されています。(AIカメラの社会的なメリット関しては後日記載します)

性善説と性悪説

人の本性は「性善説」と「性悪説」の2つに分けられます。性善説は、人間が生まれながらにして善であり、悪い行動は欲望が善性を覆い隠すことによって生じる後天的なものだとする説です。一方、性悪説は、人間が生まれながらにして悪であり、善なる行為は教育や学び、修養などの後天的な努力によって生じるとする説です。

日本では

日本は一般的に性善説が浸透している国とされています。一方、外国では性悪説の国が多く、それは日本と他国の宗教的な考え方の違いが影響しています。性善説が浸透しているため、日本国内では防犯や安全への意識が低く、セキュリティ機器の普及が遅れています。しかし、近年の犯罪増加により、防犯カメラの設置が増加し、その効果が社会で認識されています。
次回は防犯カメラにおける個人情報保護とAIカメラの社会的なメリットについて記述する予定です。
今回は以上になります。ご拝読ありがとうございました。