電子黒板ってご存じでしょうか?
近年、小中高を始めとする学校現場や企業にも導入が進んでいるデジタル製品で、シャープやエプソン、リコーなど、国内のオフィス用IT機器を製造する様々なメーカーから販売されています。
今回はその電子黒板について、紹介します。
電子黒板とは
大型タブレット的なディスプレイ
一般的に、電子黒板は「大型ディスプレイとホワイトボードの機能が一体になったIT機器」と説明されます。
「電子黒板」と「ホワイトボード」。相反する色で説明されているところに違和感がありますが、つまり学校や講壇、企業で使われるホワイトボードのことなんですね。
黒板かホワイトボードかというのは本質的なお話ではなく、大勢を対象に説明するときに使う「大きなボード」と考えればよいでしょう。
電子黒板はその機能が電子化されたIT機器で、大型ディスプレイに電子的に文字や図などを書き込める機器のことなんです。
ディスプレイ機能
ホワイトボードが電子化しただけでは、ほとんど価値はありませんので、電子黒板にはパソコンと接続して映像を映し出す機能も搭載されています。
先に説明した「電子的な書き込み機能」と合わせて、パソコン上のパワポなどの資料に手書きの説明を加えることができる訳です。
下記のイメージをご覧になれば分かりやすいでしょう。
※使用している画像は弊社のオリジナル資料「(RPA)事務作業は自動化の時代」からの抜粋です。
その他の機能
その他の機能として、映し出されている画面を画像として残したり、インターネットと接続してオンラインで会議を共有したりと、近年のインタラクティブ性を意識した機能も盛り込まれています。
企業でも使われています
電子黒板の機能を見れば自然にご理解いただけると思いますが、電子黒板は学校だけをターゲットにした製品ではありません。「企業でも使われています」というのは誤解を招く表現にもなりそうですが、企業でも学校でも活躍している製品です。
実際に、沖縄でもいくつもの企業が導入しています。
沖縄の学校現場でも進む活用
以上、今回の記事は電子黒板について取り上げてみました。
弊社は沖縄の企業のため、沖縄県内の導入状況についてのお話になるのですが、電子黒板は小中高の学校現場おいて、県庁所在地である那覇市に限らず、各市町村で急速に導入が進んでいます。
沖縄本島のみならず、久米島、粟国村、伊平屋村といった自然豊かな小さな離島でも導入されているのは驚きです。
新しいIT機器に子どもたちが関心を示すこと自体も、ICT教育の一環といえますので、とても良い状況と思います。
沖縄の小中高のすべての黒板が「電子黒板」に置き換えられる日も、そう遠くないかもしれませんね。
余談
私が小学生の頃は「OHP」という機械で、黒板に映しだしていました。覚えている方、いますか(笑?
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